2022年
日時 :7月17日(日)午後1時30分~4時30分
場所 :亀戸カメリアプラザ6階第3研修室
発表 :広田恭一
参加 :19名
今回の学習会はラテンアメリカ現代史(その2)として以下の内容をお話ししました。
・1968年のメキシコ五輪後、ラテンアメリカ諸国はおしなべて経済不振に陥り、特にアルゼンチンは対英戦争(フォークランド紛争)を引き起こす暴挙に出た。また、ブラジルも2010年代には大統領の汚職疑惑に揺れ、ブラジルのトランプと異名を取るボルソナル大統領が奇妙な新型コロナ対応で混乱に拍車を掛けた。
*今年の10月にはボルソナルと前々大統領ルーラの一騎打ちの大統領選挙となるが現状はルーラ優勢である。
・ペルーの日系人大統領フジモリはテロ組織撲滅等一定の成果を挙げたが結局政争に敗れ日本に亡命、しかし彼の衣鉢は娘のケイコ・フジモリが継ぎ大統領の座を窺っている。
・米国に楯突いたキューバのカストロ、ベネズエラのチャベスはその主張の当否はともかく、やはり国民を幸福にはしなかったのではないか。
・ブラジルの日系人が幾多の困難を乗り越え成功し名誉ある地位を築いたことは素晴らしいが、日系人は消滅の方向にある。
暑い中19名の方にご参加いただき深く感謝致します。