サークル・史の会

第612回 学習会

2016.09.11 第612回学習会「江戸後期、庶民生活の一片を覗く」

会場:亀戸カメリアプラザ5階第2研修室 13:30~16:30
天気: (気温25℃/21℃)
参加人数:37名

勝海舟の実父・勝小吉の自伝『夢酔独言』を参考に、寛政~天保期の江戸庶民の生活について解説。さらに、当時の物価を知るうえで「1両が現在の何円にあたるか」を米価を元に計算することが良く見られるが、米価は変動が激しくかつ現代とは米の価値観が違うため、価格基準として適切でないことを、資料や計算式を用いて詳しく説明。最後に伊勢参り・大山参り・富士参りといった当時人気のレジャー旅行について、その様子・作法・楽しみ方・庶民の懐事情などを説明した。