2016年
2016.11.27 第614回学習会「とれたて日本史(続)-探ル、探ル 江戸商人の実像が変わる-」
会場:亀戸カメリアプラザ6階第3研修室 13:30~16:30
天気:(気温14℃/9℃)
参加人数:37名
江戸は、町人の自治行政という特色の中で、町奉行と商人による官民協働の経済政策が行われた。狙うのは物価問題と消費者保護である。こぼれ話の中で幕府官僚や江戸商人のDNAが明治の殖産興業を生み、戦後の護送船団方式による経済発展があったと指摘。まさに江戸商人の活動は、日本的資本主義の源流であった。彼ら江戸商人の実像は(本来特異な姿であるはずの)三井家資料で一般にイメージされている。そのことに東工大教授:山室恭子氏は疑問を抱き、多くの江戸商人情報を数量化・分析し、商人の真実の姿を解き明かした。それらの数字や内容を図表等で解説。