2017年
2017.04.23 第619回学習会「謎の4世紀、世界の動向」
会場:亀戸カメリアプラザ5階第2研修室 13:30~16:30
天気:(気温20℃/9℃)
参加人数:38名
日本史の「空白の4世紀」。その頃世界では、中国は魏晋南北朝時代、インドはクプタ朝の繁栄、中東はササン朝ペルシアの興隆、欧州ではローマ帝国の衰退・分裂が起こっていた。前半はこれら4地域の動向について解説。後半は、ローマ帝国滅亡の直接の要因とされるゲルマン民族の大移動を、いま欧州で起きている難民問題に搦めて説明。さらに「ローマ文明の断絶は、政府が貧富の差の拡大を助長したせいで民衆に愛想を尽かされたため」という説を取り上げた。さらに一部で話題になっている崇神王朝・応神王朝の騎馬民族起源説についても合わせて解説した。