サークル・史の会

第636回 学習会

2018.09.16 第636回学習会「明治維新、神と仏がバトル衝突 ―神仏分離、廃仏毀釈のなぜ、なぜ?決着のつけ方―」

会場:亀戸カメリアプラザ6階第3研修室 13:30~16:30
天気:  (気温27℃/20℃)
参加人数:39名


18世紀後半、国学・水戸学の発展により芽生えた神仏分離の思想は、幕末が近づくにつれ更に過激になり、明治に入ると神道を国教にしたい政府の目論見が加わり、仏教排撃・廃仏毀釈の運動へと発展する。だが、わずか数年で神道国教化の動きは弱まり、仏教保護へと転換することになる。日本人の宗教観や現在我々が目にする文化財などにも大きな影響を与えた神仏分離・廃仏毀釈の歴史を解説した。