サークル・史の会

第656回見学会

        江戸の埋め立て地を歩く【その1】                                                     
      築地本願寺、勝どき橋~築地外国人居留地跡へ                          

 

実施日:2月8日(日)                                               

時間:13時~16時

歩行距離:約3.5㎞

参加者:24名

天候:晴れ

幹事:塩崎 昇

コース:東京メトロ築地駅~築地小劇場跡地~桂川甫周の屋敷跡~備前橋跡~築地本願寺~門跡橋の親柱~波除稲荷神社~軍艦操練所跡~勝鬨橋~勝どき 橋の資料館~月島の渡し跡~電信創業の地碑~運上所(東京税関の前身)跡地~あかつき公園・シーボルト胸像~指紋研究発祥の地碑~築地外国人居留地跡~芥川龍之介誕生の地~浅野内匠頭邸跡~暁橋跡~女子学院発祥の地碑~日本近代文化事始の地(蘭学事始の碑・慶應義塾発祥の地碑) 解散  


築地本願寺。地域を代表する大寺院です。独特のオリエンタルな外観が特徴です。


波除(なみよけ)稲荷神社。参拝すると災難を除け、波を乗り切る御利益があるといわれています。参道の両側に安置されている巨大な獅子頭に圧倒されます。

勝鬨橋。1940年に完成した可動橋(跳開橋)ですが、1970年11月以来、開いていません。国の重要文化財に指定されています。


「かちどき 橋の資料館」。勝鬨橋のたもとにあります。かつて使用されていた発電設備・機器類、勝鬨橋が開閉していた頃の模型、種々のパネル展示などがあります。


シーボルト胸像。シーボルトは1826年、長崎のオランダ商館長に同行して江戸に向かい、江戸の蘭学者に面接指導して大きな影響を与えました。また娘いねが築地に産院を開いたこともあり、当地に胸像が建てられました。


日本近代文化事始の地。ここは中津藩奥平家中屋敷の跡地です。手前に「慶應義塾発祥の地」碑、奥に「蘭学の泉はここに」(中津藩医前野良沢らが『解体新書』の作成に努めた場所)の碑があります。

 

寒い日でしたが、天気は良く多くの会員が参加しました。今回の見学会で、築地・明石町地区には江戸から明治にかけての多くの旧跡があることを実感しました。