2020年
日時 :8月16日(日)午後1時30分~4時30分
場所 :亀戸カメリアプラザ5階第2研修室(定員27名)
発表 :渡部良雄
参加 :17名
幕末は黒船に始まる外国船・外国人の来日、それに伴う和親条約、修好通商条約の締結、外国貿易活発化に伴う経済変動(物価騰貴等)など激動の時代でした。それに加えて地震の多い時期で東海地震、稲むらの火で名高い南海地震、江戸地震、飛越地震、八戸地震、伊賀上野地震と全国各地が地震に見舞われました。これに尊王攘夷運動が加わり社会不安が増大したのです。
今回の学習会はそんな幕末、特に安政の時代を「名所江戸百景」で描いた歌川広重の浮世絵を紹介しました。江戸各地が生き生きと描写され、現在ではビルの狭間にある目立たない通りが当時はメインストリートであったなど今昔の感を禁じ得ない印象的な画が多数あり興味深い学習会であったと思います。