サークル・史の会

第687回学習会

百年の孤独

日 時:3月19日(日)午後1時30分~4時30分

場 所:亀戸カメリアプラザ5階第2研修室

発 表:広田恭一

参 加:25名

 コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスの代表作「百年の孤独」について以下のことをお話しました。

・この小説の本質は近現代社会が英語で言う「SOLITUDE」(孤独というより孤高か?)を貫く生き方を強要されるしんどい社会であり、これはラテンアメリカ固有のものではなく、日本も含め世界中に当てはまる事ではないか。

・この小説の特徴をなすマジックリアリズムも世界各地にあるものであり、日本では北斎の浮世絵がそれに該当する。
 以上2点からこの小説は世界の人々の共感を呼び多くの人に読まれたのではないか。当日はお忙しい中25名の方にご参加いただき深く感謝致します。