サークル・史の会

2019年 6月 親睦会

2019.06.29 親睦会

大モスク・ジャーミイ見学ツアー

集合:小田急小田原線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」改札外 14:00
解散:小田急小田原線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」16:50
天気: (気温24℃/20℃)
参加人数:31名 歩行距離:1.2km

■コース

(出発)~ 東京ジャーミイ・トルコ文化センター ~(終了)

東京ジャーミイ・トルコ文化センター

代々木上原駅を出発し、井の頭通りを西に歩いていくと、あっという間に道の左側に白亜のモスクが見えてきました。Wikipediaによると「ジャーミイとはトルコ語では金曜礼拝を含む一日五回の礼拝が行われる大規模なモスクをあらわし、「人の集まる場所」を意味するアラビア語を語源としている」とのことです。また、一階にはイスラム教やトルコの文化を紹介するトルコ文化センターが併設されています。

モスクを見学する前に、事務局の方により、当東京ジャーミイの成り立ちやイスラームの考え方等についての解説がありました。1917年ロシア革命の際、赤軍により弾圧された中央アジアのイスラム教徒たちが、シベリアを東へ東へと逃れて、最終的に日本までたどり着いた人たちにより、昭和13年(1938)、この東京ジャーミィの前身である東京回教学院が設立したこと、そして、モスクには「シェルター」の意味があり、人を含む全ての生き物が逃げ込める場所であること、等々、いろいろな印象深いお話を聞かせていただきました。

礼拝(サラート)が始まる時間が近づき、いよいよ東洋一壮麗と言われるモスクの中へと入らせていただくことに。

外部もそうですが、内部も白地に金色・青色等で施された模様やカリグラフィのデザインがとっても美しい! 仏教寺院やキリスト教の教会とはまた違った神聖さに、朗誦(アザーン)の調べが相まって、自然と気持ちが引き締まる思いでした。(モスク内部はイスラームにとって最も神聖な場所。ということで写真撮影は控えさせていただきました)

モスク入口の上に掲げられている金文字のカリグラフィと、建物のシンボルともいえるドームと尖塔(ミナレット)。女性だけが上れるとのことで、残念ながら私は下から見上げるだけ。

最初の解説の時には人でいっぱいだった一階ホールは、礼拝(サラート)が始まると人の姿はなくなり、全体がよく見渡せるようになりました。

見学のあと、一階のハラールショップで買い物をして、改めて入口の前に再集合。この後は歩いてまた代々木上原駅まで戻り、この日の親睦会は終了しました。