サークル・史の会

これからのイベント

第660回見学会案内

「埼玉の歴史と鉄道博物館」


 埼玉県立歴史と民俗の博物館を訪ね、古代から東国の中心であった埼玉県の歴史を学びます。
博物館はコンパクトですが、古代~近代までを10室のブースで展示してあり、古墳時代から中世の武蔵武士団の形成など分かり易く展示されています。
 午後は、近隣の鉄道博物館で鉄道の歴史を学びます。歴史ブースでボランティアガイドさんの解説を受けた後、国内最大級の実車展示や転車台回転の実演をお愉しみ下さい。


日 時:6月28日(土) 〈午前〉 9:50 〈午後〉1:30
集 合:〈午前〉 東武アーバンパークライン 大宮公園駅改札口
   〈午後〉 大宮駅ニューシャトル改札口
幹 事:柿沼 彰
コース:大宮公園駅 ⇒ 歴史と民俗の博物館 ⇒ 大宮公園・氷川神社 ⇒ 大宮駅 ⇒(食事)
    大宮駅 (13:30集合)⇒ 鉄道博物館 ⇒ 大宮駅(解散)
注1) 入館料が必要となります。 歴史と民俗の博物館(¥300) 鉄道博物館(¥1600)
注2) 午後から参加の方は事前に幹事へ連絡願います。
注3) 梅雨時のため雨具をご持参下さい。状況によっては博物館内のレストランで食事後、大宮公園・氷川神社散策をパスして直接大宮駅へ向かう場合もあります。

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第715回学習会案内

「米沢の名君 上杉鷹山」


日 時:7月20日(日)午後1時30分~4時30分
場 所:亀戸カメリアプラザ6階第3研修室
発 表:淺野 義次


上杉鷹山は江戸時代、出羽国米沢藩の第9代藩主であり、在世中から名君として全国に知られた人物でした。明治になってからは「倹約」「勤勉」「孝行」等の道徳の体現者として、修身教科書の題材として取り上げられるようになりました。特に明治37年(1904)以降に使用されるようになった国定修身教科書では、登場回数において明治天皇、二宮金次郎に次ぐ第三位の多さとなっています。
戦後は歴史教科書において、江戸時代後期に各藩が財政危機に陥った時期に、農村組織の強化や特産物の生産促進等によって財政立て直しに成功した大名のひとりとして取り上げられています。さらにバブル経済が崩壊した1990年代以降は、鷹山のリーダーシップや組織改革手腕等が注目され、その事績に関する書籍が多数刊行されています。
今回の学習会では、このように時代を越えて評価され続ける鷹山について、その誕生から死去までの事績を辿ります。特にどのような改革を行ったのかを、鷹山の指示の下で具体的に実施に当たった藩政指導者の行動も含めて取り上げます。最後にまとめとして、鷹山の人間性やその歴史的役割についても言及したいと思います。

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